ステビアカレンダー
向いている...庭・花壇、鉢(プランター)、寄せ植え 向かない...ハンギング、生け垣 |
病害虫、収穫方法
ステビアは特に目立った病気にかかりません。
害虫もアブラムシ程度でしょう。
生育旺盛で株がよく茂るので年に2回ほど株元から切り取って収穫 することができます。収穫したものは束にして風通しの良い日陰で よく乾燥させて保存しましょう。
甘味成分のステビオサイドが一年のうちで一番高くなるのは花が終わったあと、10月下旬から11月の上旬ですので、1年に1回収穫するのであればこの時期に行いましょう。
日常のお手入れ方法
日当たりの良い場所で育てましょう。30℃を超すと生育が弱まることがありますので、真夏は風通しの良い場所で育てましょう。
寒さにはやや弱い性質があります。霜や寒風に当てなければ0℃くらいまでは耐えます。霜の降りる場所で地植にしている場合は冬は株元をワラや腐葉土でおおって防寒対策を施しましょう。
寒い地域にお住まいの際は鉢植えにして室内で育てるのがいいかもしれません。
20cmほどに茎が伸びたら先端の芽を手で摘みましょう。そうすること によって茎のワキからも芽が伸びてきて枝数が増え葉がたくさん収穫できるようになります。
水やり、肥料
水切れに弱い植物なのであまり乾燥させないようにしましょう。生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。しかしあまり与えすぎると根が腐って株がダメになってしまいますのでまだ土が湿っているうちに水を与えるのはやめましょう。冬は回数を少なくして水やりをします。
増やし方
タネまきの適期は5月上旬です。発芽するのに必要な温度が22℃前後と高いのであまり早くまきすぎても発芽しません。
土にばらまいて乾かさないように管理すると発芽しますので、混み合ったところを間引きながら葉っぱが5枚くらいになった頃に一度小さな鉢に1本ずつ植え替えます。
その後大きくなってきたら鉢植えのものは4~5号(直径12から15cm)の鉢に植え付けます。ステビアをタネから育てた場合個体差が大きく、甘味の強い優秀な株もあれば逆に苦みがある株もできます。ですから地植えにする場合は生の葉をかじってみて甘味の強いものを植え付けるようにしましょう。
挿し木の場合は、芽先を10cmくらいに切って1時間ほど水にさして水分を吸収させてから湿らした用土に挿します。根が出るまで乾かさないように半日陰の場所で育てましょう。挿し木の適期は6月頃で、小さな苗は寒さに弱いので冬は霜と寒風の当たらない暖かい場所で管理しましょう。