2013年08月26日(月) | コメント(0)
みなさんこんばんわ~!
大変お久しぶりに金子が更新します!
今日は紅花生産組合の紅もち(染料の原料となる紅花加工品)
の収納と検収を行ってきました。
検収とは、皆さんが持ち寄った紅もちの等級を決めたり、
異物混入防止の確認作業です。

紅花は主に3つのものに加工されます。
・ 乱花
・ すり花
・ 紅もち
乱花は収穫した花を乾燥し、染料や食品に使用されます。
すり花は染料に使用されます。
紅もちも染料として使用されます。
今年は天候の影響で凶作でしたが、出来上がってきた加工品は
本当に高品質で、さすがみなさん練達者だと感じましたし、
自分たちもそう感じてもらえるように精進しなければと気が引き締まります。
おかげさまで、今年も1級品の認定を受けることが出来ました。
収穫からご協力いただきました方々に本当に感謝です。
ありがとうございました!

現在、生産者の高齢化が進んでおり、
10年後20年後を考えると不安になります。
私の師匠である井上さんも80歳半ばです。
少しでも自分の技術を次世代に継承することへの使命感や原種の保存など
紅花に対しての想いは計り知れません。
少しでもその想いを受け継ぎ、紅花、そして地域を盛り上げていきたいと感じます。
室町時代後期より山形県で栽培され、江戸時代より量・質ともに山形県が日本一でした。
山形県の先人たちの想いを受け継ぎ、技術を磨き次世代へとつないでいきたいです。
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